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『月刊マクロビオティック』8月号おすすめ記事

APCCNの模様

 

APCCN2013&食育推進全国大会レポート

 日本CI協会が参加した2つのイベントがあった6月は、今まで受け入れられることがなかったアカデミズムや行政という分野に、マクロビオティックが積極的に参入したターニングポイントになったのかも知れません。
 権威ある栄養学の国際学会と、今年で3回目の参加となる食育推進全国大会でのマクロビオティックの活躍をレポートします。

APCCN2013

 6月9日(日)〜12日(水)の4日間、東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾートで開催された「第8回アジア太平洋臨床栄養学会(APCCN2013:As ia Paci f ic Conference onClinical Nutrition)」は、学術会議のIUNS(International Union
of Nutritional Science)、日本抗加齢医学会、日本臨床栄養学会、日本栄養・食糧学会、日本栄養改善学会、日本病態栄養学会が共催、そして、農林水産省が後援する権威あるアジア圏を中心にした臨床栄養学の国際学会です。2年に一度、アジア各都市で開催され、今年の東京での開催テーマは「アンチエイジングと臨床栄養」、「食品機能と安全性」、「生涯を通しての食育」、「災害時の食糧供給」など多岐に渡って取り上げられ、医師、看護師、管理栄養士、研究者、医療従事者、学生などがアジア各地から集まりました。

栄養学の国際学会に全面協力

 今回のAPCCN2013の会長を務めた「マクロビオティック医学シンポジウム」でもお馴染みの渡邊昌先生より「肥満、生活習慣病、高齢化などの問題が生じるアジア各国でも食事と健康の関係が注目され、日本の長寿社会はこれら諸国にとって格好の手本になる。マクロビオティックを標榜する日本CI協会にも学会で積極的に発言して欲しい」という依頼を受け、学会の後援とブース出展、分科会でのマクロビオティックの紹介、レセプションパーティーでのマクロビオティックレシピの提供など、全面的に協力しました。この協力は、栄養学の国際的学術学会に初めてマクロビオティック界が進出した画期的な出来事になりました。

日本の伝統食「マクロビオティック」が
会場を彩る

 日本の伝統食が、国際的な栄養学会でどのように評価されるのか?10日の講演では、東京農業大学名誉教授で発酵学の権威、小泉武夫氏が「Century of Asia Pacific Region“Human and Country can live on
foods ” (in Japanese)」と題し、「和食」の世界遺産登録を申請したことや、和食には健康・長寿との関係が大いにあること、特に、食物繊維に注目すべきこと、そして、それらのエビデンス(科学的根拠)も積みあがっていると述べました。また、物質的な食物だけでなく、精神的な側面も重要であるとし、食と心の関係にも言及しました。
 期間中の関係者への昼食は、マクロビオティックに準じた弁当を提供する「升本」の「和正食弁当」が配られ、11日のレセプションパーティーでは、マクロビオティック料理が並ぶなど、和食、そしてマクロビオティック食が全面的にアピールされる演出が施されていました。

学会で初めて提供されたマクロビオティック料理

  レセプションパーティー(GalaParty)で提供された、APCCNでは初のマクロビオティック料理は、リマ・クッキングスクールがレシピを提供し、カノン小林先生のアドバイスのもとでホテルのシェフが調理したものでした。
ベジタリアン食やハラール食(イスラム法で許可された食事)と共に提供されたマクロビオティック料理は、華やかで美味しくできていました。
 残念ながら、最初は料理に手をのばす方が少なく、カノン小林先生が急遽、マクロビオティックと料理の紹介をすることとなり、まだまだマクロビオティクへの一般への理解が少ない日本CI協会展示ブース会場ホール正面入口パーティーで出されたマクロビオティック料理ことを痛感しました。
 また、マクロビオティック関係者にとっては、玄米ご飯の炊き加減が固く感じられ、イベントでのアピールの難しさを感じる一面もありました。
 しかし、日本の真の意味での和食(穀物菜食)を食べていただける機会を設けることができたことは、大変意義のある機会だったといえます。

分科会でマクロビオティックが
紹介される

 12日の分科会(Fasting therapy&Macrobiotics)では、マクロビオティック、断食療法などの紹介が行われました。座長として、カノン小林先生とKIJ(クシ・インスティテュート・ジャパン)のパトリシオ氏の進行のもと、パトリシオ・ガルシア・デ・パレデス氏が「KUSHIMACROBIOTICS (tentativeT)」と題したマクロビオティックの基本概念と世界への普及について語りました。
 次に登場したのは、オーサワジャパンの社員で、桜沢如一資料室運営スタッフとしても活躍中の七林秀郷氏でした。国際学会ということもあり、英語での発表が必須だったため、語学に堪能な彼は適任でした。七林氏は、日本CI協会の勝又会長のアドバイスのもと、マクロビオティックの歴史や桜沢如一の業績、マクロビオティックの真の意味を
「What is a happy life?An Insightfrom Macrobiotics( 幸福な人生とは? マクロビオティックの視点)」と題し、流暢な英語で20分程のプレゼンテーションを行いました。聴講者はそれほど多くはなかったのですが、「マイナーなマクロビオティックや桜沢如一の世界が、アカデミズムの舞台に初めて取り上げられた画期的な出来事」と、アドバイザーの勝又会長は語られました。
 また、マクロビオティック界においても、20代で巧みな英語を操り、国際学会でパワーポイントを駆使してマクロビオティックを堂々と語る若者が現れたことは、とても大きな将来への期待となりました。

APCCN 東京宣言

 閉会に際して「APCCN東京宣言」が宣言されました。まさに現代の栄養学を超えた、マクロビオティック的な世界観を謳っています。
 後世、この宣言が名宣言だったといわれるよう、私たちマクロビオティック関係者はより一層の努力が求められています。

APCCN2013ホームページ:http://www.apccn2013.jp/

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※この記事は「月刊マクロビオティック」で連載しています。

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