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『月刊マクロビオティック』2月号おすすめ記事

陰陽と原子転換

エド:原子転換の考えは元々、豊富にある元素から、いかに金を生成するか、ということに重きが置かれていて、その秘密の媒介材を「賢者の石」と言っていました。
 個人に当てはめると、それは黄金色の玄米を食べることで人体革命を起こし、霊的な存在への昇華を目指すことにあります。そして今、桜沢先生の遺産を活用することで、放射性廃棄物の処理問題を解決できる可能性があるわけです。

勝又:つまり、原子転換を通じて放射性同位体を非放射性同位体(安定同位体)に核転換できる、ということですね?

エド:原子量が重い元素を軽い元素に分裂させるわけです(原子核分裂反応)。放射性元素は放射線を出して危険なので、QR社の実験では非放射性元素(セシウムの安定同位体等)を使い実験を行っています。分裂反応の例としては、鉛を金に変えたければリチウムを鉛から分裂させればいいわけです。リチウムと硫黄を融合させカリウムを生成させると、その際にエネルギーが発生し、そのエネルギーを使い鉛からリチウムを分裂させることができる、と考えています。

勝又:私たちは陰陽という考え方が分かるので今のお話を聞いても頷うなずけますが、一般の学者たちはその考え方がないので意味が分からないと感じるのではないでしょうか?

エド:陰陽に対する理解がないため何故これが起こるのかが分からないのだと思います。まして、科学の世界では(一部を除き)常温による核変換はないといわれていますから。

勝又:科学的な考え方と陰陽の考え方がどう違うのか、という点を解明することが必要なのではないでしょうか?

エド:科学的な考え方とは二元論ですね。桜沢先生は「一つとして同じものは無い」と言いました。雪の結晶もそうですし、リチウム元素の原子も同じものは無いはずですね。

勝又:一般の科学者はリチウムは全て同じリチウムであり、その転換も高温、高圧、高エネルギー無しには起こりえないと言っているわけですよね。生命の自然発生説に関しても同様に。現象として目の当たりにしていたとしても、腸造血説は認めない。

エド:その通りですね。原子の中にある陽子、中性子、電子も当然同じモノは一つとして無いはずです。さらに、そうした粒子がビッグバン以降、変化せず今に残っているとする考え方もナンセンスですね。

勝又:ケルブランの書籍に関しても、科学者たちが読めば内容は理解できて否定することはできないわけですが、それを認めると困ったことになるから認めたくないわけです。大きな原発施設を建造、運転、管理、維持しないと金儲けができないから、元素は高温、高圧、高エネルギーの条件下でないと転換しないと主張する。

エド:「オモテ大なれば、ウラもまた大なり」という法則もありますね。確かに陽子同士は排斥し合いますが、それに反比例し引き合っているともいえます。リチウムには3つの陽子があり、ヨウ素には53個の陽子があります。ヨウ素は約17倍の陽子を含んでいますね。大きい陽は小さい陽をひきつけ、小さい陽は大きい陽をひきつけるということを私たちは知っています。だから、ヨウ素とリチウムは融合しバリウムが生成されるということも分かります。
 QR社ではこの実験もある特定の条件下で既に5回行いました。その条件とは真空管の中であり、それは地上から離れた上空の真空状態と同じ条件を地上で作ることになります。桜沢先生も真空管を使って実験を行いましたね。

平和の原理

勝又:陰陽という考え方を多くの人に広めることが大切ですね。陰陽という考え方が分からないとクール・フュージョンも理解できないし、生命の自然発生説も認められない。桜沢先生の一貫した願いは陰陽という考え方をいかに広めるかという点にあったわけで、そのための玄米食であり、原子転換だと思うのです。

エド:陰陽の原理は平和の原理だと思います。桜沢先生は病気の身体は平和が欠如していると考え、その平和を健康と捉え、それを快復することを通じ、真の平和が世界に広がると考えていました。宇宙の組成に関しても、何十億年も前の一つの爆発で全てが始まったという野蛮で乱暴な理論ではなく、対数スパイラルにより存在物は常に現われ、消えていくという平和的な理論を展開していますね。

精神文化オリンピックに向けて

勝又:今後、原子転換は大きな意味合いを持つようになりますね。

エド:今後20年が大切な時期になると予想しています。

勝又:ご存じの通り、日本でオリンピックが開催されます。それに合わせ、精神文化オリンピックも再度開催したいと考えています。クール・フュージョンと腸造血説をテーマに、マクロビオティックの有識者が集まり議論し、それを世界に発信する。その大会に是非協力していただきたいのですが。

エド:世界中が注目するイベントになりますね。それまでに、日本CI協会でも桜沢資料室でも良いですので、まずは実際にクール・フュージョンの実験をして欲しいですね。先ずはやってみることが大切です。
 桜沢先生が言う「Non Credo(ノン・クレド:すべてを否定せず、妄信せず、自分で感じ、考え、決める)」ですね。
 原子転換の研究は、今後、インド、日本などで盛んになります。食の面で共通項があるインドは、日本と良いパートナーシップが組めると考えています。特に日本の技術には大いに期待していますので、私たちQR社による初動的実験を引き継ぎ、研究開発投資していけるようなパートナーを探しています。
 トヨタ総研や三菱重工なども国際常温核融合学会(ICCF)での研究発表を行っているので、そこに陰陽という平和の原理を導入し、一刻も早く放射性廃棄物処理の問題を解決していきたいと思います。

勝又:力強いお言葉、ありがとうございます。最後にエスコーさんにずばりお聞きしますが、陰陽とは何であるとお考えでしょうか?
 マクロビオティックの認識方法は、部分認識ではなく全体認識です。知性で考えると部分しか分かりません。例えば、熱さ寒さに関しても、気温、気圧、湿度、風力等、様々な要因に分けて捉えるのが知性的思考方法です。一方、感性はそうした要因をまとめ、総合して受け止める。私はそれが陰陽だと思うのです。

エド:私は昨今ますます食物とは情報であると認識するようになってきました。デジタルの世界は0と1の2進法で構成されていますよね。つまり陰陽ですが、デジタル世界は2次元界に留まります。ところが、この世界、あるいは宇宙は無限次元の陰陽で構成されています。

勝又:ミツバチの場合も触覚を切ると自分の巣に帰れなくなるようですが、そこがまさにアンテナの役割をして情報を受信している感覚器官だからでしょう。

エド:食物は情報だと考えると、マクドナルドにあるハンバーガーの情報とは何でしょうね(笑)。

勝又:お米は神様の食物です。そのお米を噛むことで神(噛)帰えることができる。
 昨年、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されましたが、それ以前にユネスコ本部の日本庭園(平和の庭園)内には「和の滝」が建立されていました。穀類をいただくことで調和が生まれるという認識は共有されているといえますが、知識ではなく実体験としてそれを共有することが大切です。
 学習院大学では知識教育ではなく、感性教育を行っているそうです。同じ形に切り分けた食材(豆腐、麩、大根等)が学生に知らされずに置いてあり、それらの匂い、香り、触感、食感などを五感で感じる授業を通じ感性を養う教育だそうです。

エド:大切ですね。

勝又:マクロビオティックを実践している若い人たちにとっては楽しい時代が始まりますね。2020年が楽しみです。
エド:私はオリンピック開催後の2020年に大きな危機が訪れると予想していますが、それを乗り越えられるよう精神文化オリンピックを先ずは成功させましょう。

勝又:ありがとうございました。

 

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