日本CI協会はマクロビオティックの創始者桜沢如一によって創設された日本で最も歴史のあるマクロビオティックの普及団体です。

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『月刊マクロビオティック』3月号おすすめ記事

3つの前向きコホート研究を解析したアメリカの報告(図2)によると、白米を週に2回以上食べていた人は2型糖尿病のリスクが高まり、玄米を食事に取り入れていた人はリスクが低下していました。このデータによれば、白米を玄米に置き換えることで糖尿病の予防に繋がることが推察されます。

玄米をベースにしたマクロビオティックの食事による2型糖尿病の治療効果を検討した試験を紹介します(図3)。この食事は、たんぱく質12%、脂質18%、炭水化物70%で構成されていました。

21日間にわたって介入が行われ、4つの異なる国が条件を同じくして参加しました。

結果を見ると、血糖値の管理、血圧の管理、また脂質プロファイルが改善したことがわかりました。もちろんこの試験は短期のものでしたので(結果には)効果が限定されますが、日本においても糖尿病の有病率というのが問題となている昨今、このような健康管理において玄米というのが良い選択肢かもしれません。

まとめ

マクロビオティック食は玄米に焦点を当てています。そして様々なフレッシュな野菜や豆類、そしてナッツを食べることを勧めており、これは健康的な食事のガイドラインと合致しています。

マクロビアンの健康状態は代謝性疾患の指標について相対的に良いものでした。そして一般の日本の集団よりもビタミンやミネラル、食物繊維を多く摂っていました。彼らの野菜を中心とした食事も健康への良い効果があるのかもしれませんが、本会議で紹介されている玄米の機能性を考慮しても、玄米食というのが健康をもたらす大きな役割のひとつと考えています。

一般の日本人にとっても玄米を選ぶことがよい選択肢になるでしょう。白米を玄米に変えることで現在の食事の栄養価を高めることができ、また2型糖尿病や、それ以外の代謝性疾患の予防に繋がると考えます。

 

西島千陽さんが日本CI協会を表敬訪問

今年1月に、発表者である西島千陽さんが当協会を訪問され、勝又会長とお話ししました。西島さんは女子栄養大学入学前からマクロビオティックに興味を持ち実践、そしてご家族に広がり、実家でも自宅でも玄米食だそうです。さらに、カナダ留学中に中国文化について研究し陰陽も理解されていたことで、勝又会長との陰陽談義も盛り上がりました。

西島さんに今回の発表について伺ってみると、「今回、『菜食と健康』の調査で日本CI協会さんを通じて会員の方々にご協力いただき、多くのデータが得られましたので、菜食の方々の健康状態を発表することができました。ただ、全体を見て食事の種類ごとに分類して報告しようとすると、サンプル数がたくさん必要になります。やはり被験者が少ないと説得力が弱い、ということになりますが、今回はある程度の説得力があったと思います」とお話くださいました。

勝又会長は「マクロビオティックの本質をきちんと理解されて、しかも栄養学的なデータを基にした画期的な発表」と高く評価しており、このような公の会議の場で発表されたこと自体に意味がある、とお話されました。そして、対談の最後には「これで終わりにしてはいけないし、これはきっかけに過ぎません。厚生労働省が「玄米を食べなさい」と言ってくれれば日本は変わるので、西島さんにはさらに玄米やマクロビオティックの研究を進めていただきたい。」とエールを送りました。

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