日本CI協会はマクロビオティックの創始者桜沢如一によって創設された日本で最も歴史のあるマクロビオティックの普及団体です。

home クッキングスクール イベントのご案内 書籍紹介 ショップ・レストラン情報 リンク アクセス お問い合せ

活動と入会案内

■協会からのごあいさつ
■概要
■理念
■沿革
■『入会のご案内』
■マクロビオティックとは
・辞書で引くと・・・
・桜沢如一・桜沢里真
・コラム
■研修制度

スタートセミナー日程



健康・病院案内

■健康相談
■定期健康講座
■病院案内

月刊マクロビオティック
食養生や料理レシピなど最新情報が満載です。

■最新号目次
■ご入会の案内
■図書館



マクロビオティック商品の商社オーサワ

リマネットショップ

 

 
Home月刊マクロビオティック > 抜粋記事〜今月のおすすめ記事

『月刊マクロビオティック』7月号おすすめ記事

 

豊かさってなに?

三宅:今の若い世代を見ていて感じることがあります。ワーキングプアの人も含めてお金がないという若い人が多いということです。そのことに僕は非常に驚き、危機感を感じています。貧困で荒んでいる若い人たちは共産化か極右化へ向かうことが多いのです。共産化という考えは持たざる人々に富を分配するというものです。
 一方、極右化は何か強いもの、確かな父性に惹かれることです。普通に考えれば両極な考えですが、驚くほど若い人にこの考えが多いのです。これは貧困が底辺にあると感じています。彼らは今の政治を諦めて経済主義の社会に絶望しているのです。貧富の格差がこんなにもあるんだということに驚いています。
 では、豊かさとはなんでしょうか。それは創り出すことだと思うのです。お百姓さんは、食べるものを何でも作っている。これこそが本当の豊かさだろうと思うのです。そんなことを言うと、昔の不便な生活に戻れるはずがないと言われます。でも、昔に失った大切なことと、今の時代の新しいことを再統合する時代なのだと思います。これは決して退化ではなく、豊かになるために必要な過程なのです。

勝又:話を聞いて思ったことがあります。私も今の子どもたちに危機感を感じています。親の子育てに問題があるのだと思いますが、親は子どもに危険なことをさせないでしょう?怪我をしたら大変とか、迷惑がかかることを先に考えてしまう。危険からどんどん遠ざけると、それだけ子どもの判断力の低下に結びつくと思
います。
 子どもは危険なことを通じて物事の判断力を学ぶのです。いかに無意識の判断力を高めることができるか。もっと自然から教えられ、自然から学ぶことを大切にして欲しい。
 世の中は不自然なこと、想定外のことでできているといってもよいでしょう。想定通りのことなんてありません。予想外のときに自分がどう考え行動するか、それは日ごろの無意識の判断力が決めます。桜沢はそれを最高判断力と呼んでいます。
 私は子どもの頃、身体が弱くていじめられたこともありましたが、そういう環境は無意識の判断力が養われる環境ですから、逆にありがたいことだと思います。いつも想定外の場面に出くわすわけですからね。他人の気持ちも分かりますし、私はそのおかげで判断力が養われたと思っているくらいです。

三宅:僕は今、沖縄の田舎に住んでいて、犬や猫を飼っています。ほとんど放し飼いの状態ですが、飼い主は何も教えていないのに、犬や猫は身のこなし方が美しく、見事に自然と調和しています。自然に依存しているのは人間だけではないかと思います。
 僕は本来、人間は「快」で動くのだと思っています。それは怠惰的な快ではありません。どんな「快」を感じるか、その質が大切なのではないかと思います。
 地球に生かされている我々人間が、どこまで地球に恩返しができるのかを考えていきたいと思います。

 

マクロビオティックトランスレーター

勝又:無意識の判断力が狂えば、行動がおかしくなります。今も世界で戦争がなくならないのは、やはり判断力が狂っているからだと思わざるをえません。やられたらやり返すことを続けていると果てがありません。正しい判断力を目覚めさせていかなくては、国際平和は実現できないと思います。
 桜沢は「恒久平和の三原則」を説きました。自分が健康に育てば、それが家族や近所に伝わり、世界まで伝えることができるというものです。玄米が美味しいということは正しい味覚本能です。そうすると、他の本能も正しくなっていきます。

三宅:僕も、マクロビオティックは本能的に正しいと感じます。これからも必ず広がっていくでしょう。今、僕がなんとかしたいと思っているのは、対岸にいる子どもたちのことです。ファストフードやコンビニで時間を潰している子どもやい人たちを、なんとかこちら側に目を向けさせたいと思っています。
 沖縄で仲間たちと塩作りをしていますが、これは結構大変で、3日間夜中も交代しながら塩を作ります。苦労して作った塩で味噌を作ると最高に美味しいです。そんな面白いことをするのが大好きなので、色々なことをしながら世の中にマクロビオティックを広める役=トランスレーターになっていこうと思います。

 

三宅 洋平

三宅 洋平/みやけ ようへい

1978年7月24日生まれ。2001年早稲田大学第1文学部卒。リクルート入社(同12月退社)。02年からレゲエ・ロックバンド「犬式 a.k.a.Dogggystyle」のボーカル・ギターとして7枚の作品を発表。10年フリーロックバンド「(仮)ALBATRUS」を結成。11年3月東京から沖縄北部の本部町に居を移す。自然農やエネルギー自給を取り入れながら「新しくて懐かしい」ライフスタイルの模索に入る。12年(仮)ALBATRUS 1stアルバム発表。アーティストがカジュアルに政治を語るネット番組「NAU(日本アーティスト有意識者会議)」の配信を開始。13年3月政治団体『日本アーティスト有意識者会議(略称:NAU)』を登録。「日本社会の価値観を多様にひらく」必要を感じ、7月の参議院選挙への立候補を表明。第23 回参議院選挙にて、緑の党の推薦候補として型破りな選挙活動、「選挙フェス」を展開。比例区176,970 の個人得票(全候補中26番目)を得て落選。8月〜2015年統一地方選に向けて、自身の立候補経験を基に「#1万人の立候補プロジェクト」を展開中。新しい世代の地方政治へのカジュアルな参加を促している。
twitter:https://twitter.com/MIYAKE_YOHEI blog:http://ameblo.jp/miyake-yohei/ web:https://miyake-yohei.jp
albatrus web : http://albatrus.asia/ 三宅商店: http://miyakeshoten.shop-pro.jp

 

 

【次ージ】【1】【2】【次ージ】


※この記事は「月刊マクロビオティック」で連載しています。

購読の申し込みは<コチラ>からどうぞ