日本CI協会はマクロビオティックの創始者桜沢如一によって創設された日本で最も歴史のあるマクロビオティックの普及団体です。

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『月刊マクロビオティック』8月号おすすめ記事

 

お金で買えない大切なもの

編集部:団長さんは常に活動されているように思います。休みの日はどうしているのでしょうか?

団長:休みはないですね。年中無休です。今年の元旦も普通に仕事して過ごしていました。僕の中にOFFという概念がないせいか、休みが欲しいとも思いません。いま生きていることが楽しくて幸せ。休むのはあの世に行ってからでいいかな(笑)。

編集部:そのエネルギーはどこから湧いてくるのでしょうか?

団長:僕が求めているものは「お金で買えないもの」です。ポルシェのような高い車に乗ったり、高級マンションに住むことには興味がありません。挑戦や経験を通じて自分で気づき、学び、積み重ね、探究していくことに魅力を感じます。それはお金で買えませんから。終わりがないし、高みに近づいて行けば行くほど得られるものがある。年齢を重ねるほどに世界が広がることが本当に楽しい。そして、得たものを皆さんにお伝えしたい。
 もしかして、桜沢さんと共通する部分かも知れないと思っています。やればやるほど自由に近づくし、本当の意味で幸せとか自由が分かってくるように思っています。

勝又:登山するとき、最初は大変かなと思うけれど、一歩一歩登っていけばやがて頂上に着きます。陰陽調和していると、登山の疲れも感じないし、もうルンルンと登っている状態です(笑)。いつまでも登ることができて自然に頂上に着いている状態。理屈ではなかなか分からないので、皆さんにはそんな体験をして欲しいと思います。

団長:理屈で玄米を食べている人がいますけど、そういう人はなかなかうまくいかないのだと思います。

勝又:便秘で困っている人に玄米を勧めたら、その人は今度は玄米の味に文句を言ってきました。「それで便秘はどうなりましたか?」と聞くと「そういえば治った」というのです。つまり、文句を言う人はいつも悪い部分しか見ていないのです。
 「難有り有難し」という言葉がありますが、このことを分かって欲しいと思います。どこでその切り替えができるか。いつまでも文句を言っている人は、切り替えができない人です。この言葉は、ある意味リトマス試験紙みたいなもので「困難が来ても有難い、敵が来ても有難い」と思うことができるかどうかです。

団長:そういう人は精神的にも安定していますよね。ピンチをピンチと思わない、全てを有難く思うことができる。風邪をひいて熱が出ても、熱がウイルスと闘ってくれて有難いと思えるかどうか。そういう気持ちで生きられたら楽ですよね。病気のせいにしている人、人のせいにしている人は苦しいですよね。
 僕は勝又会長のことをマクロビオティック界のレジェンドだと思っています。長く実践してこられて、いつも楽しくワクワクしている様子を見るとすごいと思うわけです。そういう楽しくやっている実践者の事例がたくさんあるといいですね。特に日本の場合、それをやったらどうなるのか、玄米食べたらどうなるのか、という実例を見せることが必要だと思います。本とか理論ではなく、マクロビオティックをしているとこんなにも楽しいという人が増えれば、自然に皆に伝わっていくと思います。食べ物を通じて心まで変わることができることを伝えていきたいですね。

 

 

お金で買えない大切なもの

編集部:団長さんお勧めの本や映画がありましたらお聞きかせください。

団長:好みには個人差があって人によって違いますから、万人にお勧めのものはありません。でも、率直に言って勝又会長の本は良いと思います。マクロビオティックをしている人は必ず読んでもらいたい本です。桜沢さんの本は途中で挫折するかも知れませんので、最初は勝又会長の本を読んで基本的なことを知ってから桜沢さんの本を読むことをお勧めします。

勝又:桜沢についての本は何人かが書いていますが、私はオリジナル性が大切だと思って、体験を中心に書きました。

団長:体験が何よりの手本です。本や映画でも、自分とは違った生き方、考え方の作品に触れることをお勧めします。その世界を知ることで感性が豊かになり、多様性を持つことに繋がります。
 これからの時代は、多様性を持つこと=ダイバーシティの考えが重要だと思います。多様性を身に付けるのに桜沢本はとても面白い。読むには大変かも知れないけれど、本当に色々なことが書いてあるのでお勧めします。
 多様性を持つと生き方も楽になっていくし、陰陽の感覚も鋭くなっていくと思います。多様性が上がると人間関係もどんどん良くなっていく。自分から学ぶようになっていき、楽しくなる。「やらされている感」がなくなっていきます。自然と夢も叶うようになります。マクロビオティックを通じて自分の価値観を高めることができるし、深く学ぶことに?げていけたら良いと思います。

勝又:団長さんはたくさん本を読むそうですね。桜沢も本を多く読んでいたし映画もたくさん観ていました。一夜で何冊も読んだとこともあり、その上に執筆もしていましたからね。速く読む秘訣はあるのですか?

団長:桜沢さんの本を読んで感じたのは、実に色々なことに興味や関心を持っていた方だということです。だからもっと知りたいと思っただろうし、実際そうでした。知りたいことが多くなるほど、比例するように読むスピードが速くなっていきます。ノロノロとしていては間に合いませんから。
 僕も同じで、特別な速読の秘訣はありません。頭から最後までしっかり読みます。読みたい本がたくさん待っていので、自然に読むのが速くなりました。あとは本を読むことが大好きだからです。一冊でも多くの本と出会いたいですね。

勝又:団長さんの書評を読むと、全体のことが上手に書かれています。どうしたらうまく全体を捉えることができますか?

団長:書評や講演会で皆さんに伝える機会が多いので、どうしたら的確に分かりやすく伝えることができるかをいつも考えています。色々な方向、視点から眺めてみることも大切にしています。その積み重ねでしょうか。本誌読者の皆さんに少しでもお役に立てれば嬉しいです。

編集部:これからも書評をよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

団長

団長/だんちょう

ロックバンド「一里塚華劇団」のボーカル&ギター、年間1,000冊以上の読書を楽しむ“本のソムリエ”として世界40ヵ国で幅広く活躍中。「読む、書く、話す」に精通した言葉のスペシャリストとして知られ、NHKを始めとするテレビやJ-WAVEなどのラジオ番組に多数
出演。雑誌や新聞などの連載コラム執筆、5ヵ国語翻訳、読書や教育に関する講演、絵本の読み聞かせライブなど、活動は多種多彩。最近は写真家としても注目を集めている。童話の世界から抜け出てきたような華麗なファッションに身を包み、今日も地球のどこかに舞い降りる!
【公式サイト】www.honsom.com

 

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※この記事は「月刊マクロビオティック」で連載しています。

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