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『月刊マクロビオティック』12月号おすすめ記事

 

「子ども食堂」という言葉を目にすることが増えています。それはどのようなものなのでしょうか? 調べてみると、全国各地で色々な団体が様々な活動をしていることがわかりました。共通していることは、「子どもやその親に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんの場を提供するための社会活動」となります。2010年代頃よりテレビやメディアで報じられ、孤食への対策、子どもと大人たちの繋がりや地域の連携の有効な手段として、日本各地で活動されています。この背景のひとつには貧困家庭の増加があります。  今回は、東京都新宿区で活動をしている特定非営利活動法人 キッズ未来プロジェクトが8月に開催した「親子で楽しくCooking!」を取材し、代表の猪爪まさみさんにお話を聞きました。

編集部

 

猪爪まさみ代表へのインタビュー

 

編集部:キッズ未来プロジェクトはどのような活動をしているのでしょうか?

猪爪まさみ代表(以下、猪爪):現在、私たちは東京都新宿区にある戸塚地域センター、大久保地域センター、四谷地域センターで毎月定期的に活動をしています。この活動は「ニコニコ子ども食堂」で、誰でも参加することができます。子どもは無料で、大人は300円で食事をすることができます。

編集部:いつ、どこで、何をするかはホームページを見るとよく分かりますね。猪爪:はい、毎月同じ場所で開催して
いるので、リピーターの方も多くいらっしゃいます。今年8月までで延べ98回開催し、子どもや親、ボランティアの方々約5000人の方に参加していただきました。その内、9割がリピーターです。

編集部:リピーターが9割とはすごいですね。いつも同じ方が利用しているのですね。

猪爪:一般に「子ども食堂」という活動は貧困向けの家庭支援をしているイメージですが、貧困家庭だけに利用制限をしてしまうと「あそこに集まる子どもたちは貧しい家庭だ」とレッテルを貼られてしまい、参加したくても「貧困」という壁ができてしまいます。そんな壁を取り払うためにも、私どもはどんな家庭の子どもでも無料で参加できるようにしています。子ども同士では貧富の差は関係ありませんし、楽しんで一緒に食事することを一番に考えています。

編集部:活動の資金はどのように調達しているのでしょうか?

猪爪:私たちは新宿区社会福祉協議会・新宿区子ども未来基金など複数の団体の助成金と、企業や民間の方からの寄付や食材の提供を受けて活動しています。また、ご家庭で不要になった本やCDも受け付けています。

編集部:ニコニコ子ども食堂の食事の特徴を教えてください。猪爪:できるだけ安心・安全なものを食べていただきたいので、ぬか漬けは私が手作りしたものを、味噌も有機食材でボランティアさんが手作りしたものを使っています。本当はお米を玄米にしたいのですが、少し糠を残した7分搗きを炊いてお出ししています。
 その他、食材は国産のもの、野菜や果物は無農薬か減農薬のものを使っています。また、白砂糖は使用せずにき
び糖や黒糖を、塩はミネラルを含む自然の塩を使い、味噌汁は丁寧に出汁をとり、食事中は麦茶を飲むようにしています。このような食事を続ければ、病気になりにくい体を作ることができます。

編集部:「ニコニコ子ども食堂」の他にも色々と活動されていますね?

猪爪:はい。今回取材していただいた誰でも参加できる「親子で楽しくCooking!」や、経済的にお困りのご家庭向けに日帰りのバスツアー( 平成エンタープライズ提供)も実施しています。民間飲食店様のご支援で食事を無料提供していただいているところもあります。今年の夏には大宮で開催されるコンサートに無料参加させていただきました。

編集部:猪爪さんはどのような思いでこの活動を始められたのでしょうか?

猪爪:私は以前、政治関係の仕事をしていましたが、有権者の顔が見えなく、仕事の結果を出しても満足感が得られないことが多くありました。今の活動は、直接親子と接することができ、その場で楽しんでいる様子が分かります。
 また、会の終わりにはボランティアの方々と反省会をしています。「もっとこうしたらよかったね。あれは子どもたちも喜んでくれたね」といった話し合いも次に生かすことができます。そういったコミュニケーションの楽しさや結果がすぐ実感でき、今とてもやりがいを感じています。

編集部:とても素晴らしい活動ですね。これからますますのご活躍されることを願っています。

 

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