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『月刊マクロビオティック』2022年3月号特集

特集 Zoom Talk Session「海外からの受講生たち」

 

 

リマへの要望


リマに通っていて困ったことや、授業を英語でやってほしいなど外国の方としての要望などはありますか?

 

ノーラ: 同級生の生徒さんたち、ほとんどの方が英語が喋れるんです。でも、私は最後まで知らなかった。日本語に苦しんでいたから、早く手伝って欲しかったー(笑)。通訳して欲しいのではないのですが、理解しにくい日本語を英語で解説してくれたら、と思いました。特に陰陽の話は私には難しかったです。

ジャネット:私は日本語がわかるので言葉の問題はありませんでしたが、全部わかる外国人は少ないと思いますので片言でも英語で説明があるといいと思います。英語の教材もあるともっといいと思いますね。

あとは、玄米に慣れていないのか、よく噛んで食べたのですが胃が重たくなることがありました。そのくらいです。

 

ノーラさんの普段の食事

 

調理器具について


日本の調理器具はいかがでしたか?

 

ジャネット:大好きです。合羽橋で買い集めています。

編集部:さすが日本ツウですね(笑)。

ジャネット:でも全然使っていなくて、その辺に置いてあるだけです(笑)。

ノーラ:それでも、宝石買うよりいいね。

編集部: 呉さん、韓国でもリマで使っている菜切り包丁はよく使いますか?

呉:韓国では、肉を切ったり魚も捌くので菜切り包丁だけでなくて、三徳包丁を使います。ただ、私が一番多く使うのは菜切り包丁です。

ジャネット:私も菜切り包丁は買いました。

編集部:ノーラさんは菜切り包丁をお持ちですか?

ノーラ:あります。うちも32年前からほとんど揃っていて、主人と一緒に買いに行きました。大きなすり鉢とかもあって何に使うの? と思っていましたが、リマに通い始めた4年前から活躍しています。胡麻を摺ったり味噌を摺りつぶす時など、今は毎日使っています。

呉さんのセイタンづくし料理(セイタンシチュー、セイタンストロガノフ、セイタンカツ)

 

世界への拡散


ジャネットさん、マクロビオティックはハンガリーでは受け入れやすい考え方でしょうか? それとも、ハンガリーには別の考え方がありますか?

 

ジャネット:ハンガリーにも伝統的な食生活があるので、世代によると思います。今の若い世代は健康志向が強いです。地域的にも、アジアからの知恵にとても興味があると思いますので、マクロビオティックが今後ハンガリーで広がる可能性はあると思います。

編集部:韓国ではマクロビオティックが人気だと聞いていますが、広がりはいかがですか?

呉:今、リマ出身の講師の先生が3人ほどいらっしゃいます。マクロビオティック食のみならず、韓国の若い人の中ではヴィーガン食も広がっています。

特にマクロビオティック食はテレビで紹介されたこともあって、それが4年前です。それからみんなが興味を持っていて、先生たちも精力的に活動されているので、これからどんどん広がっていくと思います。

編集部:アメリカでは以前、久司先生がマクロビオティックをかなり広めた印象ですが、現在はいかがですか?

ノーラ:アメリカではヴィーガンのほうが広がっていますが、ヴィーガンは幅が広いので、私はよくわからないですが、年齢的には20代にファッション的に流行っていてインスタに載せています。

編集部:ハンガリーでは、いかがですか?

ジャネット:最近帰っていないのでよくわかりませんが、だいたい世界で流行っているものはハンガリーでも流行ります。ですから、ヴィーガンやベジタリアンです。私が読んだ本の著者もそうですが、オランダのクシインスティテュートで学んだ方がほとんどみたいです。

 

マクロビオティックについて


マクロビオティックについて、皆さんが考えていること、取り入れ方など、自由にお話しいただけますか?

 

呉:マクロビオティックを勉強しながら話をするのは、二酸化炭素の排出量を減らさないと地球がどうなるかわからない、ということです。それに農業の問題もあります。化学肥料を使う農法は土、つまり地球の力を弱めていくので、根本的にどうすればいいか、ということもです。

それから、人間は必要以上に肉類を消費しているので、そこから二酸化炭素もたくさん排出されているので減らさなければならない。ですから、今は消費するものを減らさなければならない時代になってきているんです。

良質なものだけを栽培して消費することで、地球を人間が住み続けられる環境に変え、同時に二酸化炭素を減らす。その方法がマクロビオティックだと私は信じています。

地球の温度が上昇し続けている、ということは、陽性になり過ぎていると思っています。それを落ち着かせて人間の体もより健康にしていく、環境問題や健康被害をひとつにして解決できる、その大きなヒントはマクロビオティックにあると信じて、継続していきたいと思っているところです。

編集部:素晴らしいですね。ありがとうございます。ジャネットさん、今はベーシックTコース修了という段階ですが、マクロビオティックについて感じることがありましたらお話しいただけますか?

ジャネット:私はもともとお肉をあまり食べていませんでした。週に2回くらいでした。お肉があったとしても、自分たちで大切に豚を育てて、1年間かけてどの部位も無駄にせず食べていました。そういうことを私も子どもたちに教えて、家族でできたらいいなと思っています。これから少しずつですが、日々の食生活にリマで教わった食事を作っていけたらいいなと思っています。

やはり地球の大きな問題もありますが、基本に戻って野菜中心の食事にしたほうが人間も救われるのではないか、と思います。きちんとしたものをいただくとお腹も空かないし、落ち着いた気持ちになれる、ということを私も感じているので、たくさんの方に知ってもらったほうがいいし、落ちついた頭で考えると物事もポジティブな方向になるので、もっと実践したいと思います。

編集部:ノーラさんはいかがでしょうか? かなりしっかり実践されている印象がありますが。

ノーラ:いや、まだまだ足りないところがたくさんあります。以前から話していますが、主人は「マスターコースを修了したら英語でマクロビオティックを習える国で勉強しに行ってもいい」と言ってくれています。

ただ、今は簡単に外国へ行けない状況なので、いつか実現できたら嬉しいと思っています。まだどこの国に行くか決めていないのですが、オランダとか、スペインとか、ですかね。

その前に、まだ日本でできることがあると思っています。

今高校で英語の教師をしていますが、生徒が家に帰って私のお弁当の話をしたり、「甘酒も自分で作っているんだって」と話したりしてくれたらいいな、と思います。何ができるでしょうね。マクロビオティックの食堂ですかね。それが現在の夢です。

編集部:英語で習いたいというのは、やはり日本語だと十分に理解できていない、ということですか?

ノーラ:そうです。マスターコースを修了しましたが、私の中では満足感がまだ足りないんです。自信を持つためにきちんと英語で習いたい、と思っています。勉強に行くのは3ヵ月〜半年くらいになると思います。

編集部: ご主人と一緒ではなく、ノーラさん一人で行かれるのですか?

ノーラ:もちろん! 猫にエサをあげてもらわないと(笑)。

編集部:本日はありがとうございました。

 

ノーラさんの自作の甘酒

 


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