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『月刊マクロビオティック』おすすめ記事

コラム:桜沢如一のコトバに学ぶ

「減塩すべきは精製塩という名の不自然塩」
日本CI協会刊「マクロビオティック誌」連載
2017年8月号掲載(第83回目)
寺子屋TAO塾代表 波多野毅

人体の機能が健全に働くには、血液と脳の中のナトリウムとカリウムのバランスが正しく保たれることが必要であることが分かっているにもかかわらず、近代の対症療法は少しの科学的根拠もなくして塩を有毒視しているのです。有史以来、火と塩は最も貴重なものと考えられてきましたが、この2つの発見によって、人類は今日みるがごとき文明をつくりあげることができたのです。古代において塩がどれだけ貴重なものであったかは、聖書に見られる「サラリー」という言葉や、イエスのいった「地の塩となれ」という言葉に表されています。(「ゼン・マクロビオティック」)

母なる地球の海水と、母親の子宮の羊水はほぼ同じ組成と塩分濃度であることなど、塩と人の命との関係の深
さを示す事例は枚挙にいとまがない。サラリーマンもソルジャー( 兵士)も、サラダ・サラミ・ソース等も語源はソルト。米国の南北戦争、ナポレオンのモスクワ侵攻、インドの独立も命運を左右したのは塩だった。古事記にも製塩法を教えたという塩椎神(しおつちのかみ)が登場する。

さて、現代消費社会において、売り上げを大きく左右するのはその商品のパッケージデザイン。ちなみに、熊本
県が生んだスーパーゆるキャラ「くまモン」は、関連グッズの2016年の売り上げが1280億円というから凄まじい。

素朴な可愛らしさが人気の秘密というが、消費者心理をつかみ「パケ買い」へ誘う魅力も、こと命の水面とに関わるものにはその質に要注意。赤いキャップの小型瓶でおなじみの食卓塩」のキャンディが、昭和レトロな瓶のイメージそのままに、某食品メーカーとのコラボ企画で「食卓塩飴」として売り出され、人気になっているという。

「食卓塩」といえば、にがり成分のない99%以上が塩化ナトリウムの精製塩。ミネラルを除去した白砂糖と同じ化学薬品のような不自然塩。不自然といえば、販売元の公益財団法人塩事業センターは、公益事業で法人税は非課税ながら、毎年4億円の赤字。官僚の天下りも問題視されている。

波多野 毅

波多野 毅 /はたの たけし

1962年熊本県生まれ。一般社団法人TAO塾代表理事・熊本大学特別講師。修士論文のテーマは「食の構造的暴力と身土不二の平和論」。鍼灸学生時代、日本CI協会、正食協会にてマクロビオティックを学び、93年Kushi Institute勤務。著書に「医食農同源の論理」「自遊人の羅針盤」など。

※この記事は「月刊マクロビオティック」で連載しています。