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月刊「マクロビオティック」2月号 おすすめレシピ
マクロビオティック クッキングスクール リマの講師が尊敬する桜沢里真先生には、日常食べる料理をはじめ、体を調える食養料理、季節料理、おもてなし料理、おやつまで、数えきれないレシピがあります。今年は講師が好きな桜沢里真先生のレシピを、調理のコツやポイント、思い出などを添えてご紹介します。
おめでとう

【材料(5人分)】
玄米……1と1/2カップ 小豆……1/4カップ 水……玄米の5〜10倍 塩…… 小さじ1/3
【作り方】
[圧力鍋の場合]
- 玄米を乾いた布巾でふき、玄米の透明感がなくなりキツネ色になるまで弱火で煎る。小豆は選別して洗う。
- 鍋に@と水、塩を入れ、中火にかける。
- 圧力がかかり、蒸気が出てきたら蛍火にして40分〜1時間炊く。
- 火からおろし、 圧が抜けるまで待つ。
[土鍋の場合]
- 圧力鍋の場合の@〜A参照。
- 沸騰後、蒸気の臭みがとれたら弱火にして約2時間炊く。途中蓋を取らない。
なぜ「おめでとう」という名前なのか、習う際にメニューを見て不思議に思いましたが、病気の方が元気になり「おめでとう」と桜沢如一先生が言ったのがきっかけだと伺い納得しました。初めて口に含んだ時は、煎り玄米の香ばしさや小豆の滋味深さが美味しく、心からホッとし身体が喜んでいるのを感じました。また、玄米をふっくらきつね色になるまでよく煎ってから炊くので、とても消化のよいお粥となり、我が家では子どもたちの食事として最適でした。
プロフィール
櫻井 裕子/さくらい ゆうこ
クッキングスクール リマ 藤が丘校主宰。本校ではベーシックTコースを担当。2006年、妊娠を機にマクロビオティックに出会う。現在3人の子どもをマクロビオティックで子育て中。忙し
い方でも無理なく、 楽しく続けていけるシンプルなマクロビオティック料理を目指す。

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