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月刊「マクロビオティック」4月号のオススメレシピ

この季節、身の回りのもの全てが生き生きと活気づき、陽性さが表面化してきます。しかし、目には見えなくとも陰性な気候の影響も根強い時です。身体は汗を出したり、水分の多い物を要求してきます。それでも身体の調和を保ち、支えてくれているものがあることを忘れないでください。薄味のものでもしっかりと煮しめたり揚げたりして、陰性さを陽性さに変えたものなどを取り合わせてみてください。
2016年4月号 オニオンの丸揚げ

材料(2人前)
小玉ねぎ……2個
揚げ油……適量
葛粉……大さじ1
だし汁(干ししいたけ)……1カップ
唐辛子粉……少々
醤油……小さじ2
トマトケチャップ……大さじ3
春菊……2株
作り方
- 玉ねぎは根元のところまで放射状に切り込みを入れる。
- 春菊は葉と茎を別々にしておく。
- 油を温め玉ねぎをじっくり揚げる。
- 鍋にだし汁を入れ、葛粉、醤油、唐辛子粉を入れてかき混ぜながら煮て春菊、トマトケチャップを加えてひと煮立ちさせる。
- 器に玉ねぎをとり、Cをかける。
ワンポイント
- 玉ねぎの切り込みは放射状にしっかり入れます。
- 芯まで熱を入れるので油をゆっくりとランダムに動かしながら揚げます。
4月号その他のレシピは・・・
・オニオンソテー
・れんこんふく袋
・昆布巻き
・玄米ポタージュ
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尾形 妃樺怜 / おがた ひかり
リマ・クッキングスクール初級主任講師。
穀物菜食料理研究家。
リマクッキングアカデミーに通い、桜沢里真、大森一慧、吉成千江子などに師事。全国各地において料理講習を行い、穀物菜食の普及に努めている。
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4月は新年度のスタートです。気持ちを新たにして生活を送りたいものですね。桜や様々な花が美しく咲き
誇る季節は、人の心も和やかになります。お花見やお茶会など、楽しくお過ごしください。
レシピ・調理・撮影・文/寄國揚こ
2016年4月号 いちごの玄米タルト
ナパージュは果物の表面に艶を出すだけでなく、乾燥を防ぎます。冷えると固まるので適温にして使いましょう。
材料(18cmタルト型)
タルト生地
玄米粉……80g
おからパウダー・くるみ・なたねサラダ油……各30g
メープルシロップ……20g 塩……小さじ1/3
水……30cc
豆乳カスタードクリーム
豆乳……300cc メープルシロップ……大さじ3
ココナッツミルク……75cc
米粉……30g 塩……少々
ナパージュ
アガベ……10g リンゴジュース……30g
粉寒天……0.3g(火にかけて寒天を煮溶かす)
いちご……1パック
イタリアンパセリなど……適宜
作り方
- [タルト生地]水以外の材料をフードプロセッサーにかけ、水を少しずつ加えて生地をひとまとめにする。
- タルト型に@を入れ、均等な厚さになるように手で押さえつけるようにして型に伸ばす。
- 表面にフォークでピケ(細かい穴を開ける)し、アルミホイルを型に被せてタルトストーンを上に乗せ、180℃に余熱したオーブンで約20分焼く。
- [豆乳カスタードクリーム]すべての材料を鍋に入れ、泡立て器でよく混ぜてから火にかけて混ぜながら加熱する。
- 少しとろみがついてきたら、木べらに変えて底が見えるようになるまで加熱し、その状態で1〜2分練る。
- Dをバットに広げて冷ましておく。
- [仕上げ]タルト型に豆乳カスタードクリームを入れ、カットしたいちごを並べる。いちごにナパージュを塗り、イタリアンパセリで彩りを添える。
4月号その他のレシピは・・・
・花見団子
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寄國 揚こ / よりくに ようこ
リマ・クッキングスクール認定インストラクター。
外資デザイン会社、大手広告代理店での激務の中で、忙しい人こそ、食のサポートが大切であると思い、料理家として独立。パーソナルシェフ、出張料理教室などを行う。リマ・クッキングスクール・グルテンフリースイーツ講座、和菓子講座の講師。
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