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月刊「マクロビオティック」11月号のオススメレシピ

秋が深まり、初冬の風が吹くかな?と感じる頃、デンプン主体の作物は味が整ってきます。何より、身体を温めてくれます。先人の知恵はよく見ると陰陽の法則通りで、陰陽の法則に従って調理しています。それが美味しく食べるコツなのです。そして身体をより良く保ちます。古くから伝わる料理法の陰陽の働き方を見つけながら料理を楽しみ、古の人々との繋がりを感じてみてください。
2016年11月号 すいとん

材料(2人分)
だし汁(昆布)……600t
大根・にんじん……各150g(短冊切り)
しめじ……1/2パック(1本ずつ分ける)
切り板麩……10g(油で素揚げする)
南部地粉……1カップ 塩・醤油……各適宜
作り方
- 地粉に塩ひとつまみ、油小さじ1/5、水1/2カップで溶いておく。
- 鍋に油小さじ1を温めしめじを炒める。さらに大根、にんじんを炒め、だしを加え、板麩を合わせる。
- 材料が柔らかくなったら塩小さじ1を加え、@をスプーンで落し入れて煮る。
- 全体に火が通ったら塩・醤油で味を調える。
ワンポイント
- 溶き地粉は水で濡らしたスプーンですくい、スプーンごとに煮汁の中に落し入れます。
11月号その他のレシピは・・・
・かぼちゃとかぶのサラダ
・パセリ丼(土鍋炊き)
・さつま芋の甘煮
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尾形 妃樺怜 / おがた ひかり
リマ・クッキングスクール初級主任講師。
穀物菜食料理研究家。
リマクッキングアカデミーに通い、桜沢里真、大森一慧、吉成千江子などに師事。全国各地において料理講習を行い、穀物菜食の普及に努めている。
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11月に入ると風がだんだんと冷たくなりますが、空気が澄んできて木々の紅葉も始まりますね。本格的な冬が訪れる前に、色づく季節を楽しみたいものです。少しずつ寒くなるこの時期、温かいりんごのおやつでホッと一息つきませんか? 焼いている間、部屋中に広がる甘酸っぱい香りもご馳走のひとつです。
レシピ・調理・撮影・文/寄國揚こ
2016年11月号 りんご入り米粉パン
冷めると固くなりやすいのでアツアツをいただきましょう。
材料(8個分))
りんご……1/4個 塩……少々
ベーキングパウダー……小さじ1
米粉……110g 木綿豆腐……100g
メープルシロップ……大さじ1/2
シナモン・ナツメグ……お好みで
なたねサラダ油……大さじ1/2
作り方
- りんごは皮をむき、8つにカットにする。
- りんご以外の材料をフードプロセッサーにかけてよく合わせ、ひとまとめにする。
- Aを8等分にし、中にりんごを入れて丸くする。
- 温めたフライパンに薄く油を引いて、丸めた生地を並べて蓋をし、弱火で20分、ひっくり返して10分焼く。
11月号その他のレシピは・・・
・焼きりんご
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寄國 揚こ / よりくに ようこ
リマ・クッキングスクール認定インストラクター。
外資デザイン会社、大手広告代理店での激務の中で、忙しい人こそ、食のサポートが大切であると思い、料理家として独立。パーソナルシェフ、出張料理教室などを行う。リマ・クッキングスクール・グルテンフリースイーツ講座、和菓子講座の講師。
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