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第3回 桜沢如一研究発表大会

開催主旨

桜沢如一資料室には昨今、海外の研究者や国内外の教育機関からの問い合わせが増え、アカデミックな領域で桜沢を研究対象とする流れが起きています。第3回目をむかえる今年は、桜沢如一が設立したマクロビオティックの普及団体である日本CI協会と正食協会の共催で、より全国的な桜沢思想の研究の活性化を目指していきます。

開催日時

2023 年10 月15 日(日)
13:00 ~ 16:30(日本時間)

参加スタイル

1. 会場参加(定員20名予定)
会場:日本CI協会 セミナールーム
東京都目黒区東山三丁目1番6号 B1F
東急田園都市線「池尻大橋」駅東口より徒歩3分
2. オンライン
※前日までにZOOM・ID をお送りします
3. アーカイブ視聴
※2 週間の期間限定です

参加費:無料

※下記フォームから参加スタイルを選択してお申込み下さい。
※お申込み締切 10 月13 日(金)

※下記より、第1回~第3回のアーカイブ視聴ができます。(会員限定:未登録の方は無料会員登録後、ご視聴ください)

発表プログラム

「7 号食~65 人解析した結果」
渡邊 昌(一般社団法人メデイカルライス協会理事長)

「Can you entertain?の重要性ー “選挙の原理”と” 世界市民共和国市民の資格”」
安藤 耀顔(桜沢如一研究家)

「Beyond George Ohsawa~桜沢が越えられなかった東西の壁~」
重本 祐樹(立命館大学デザイン科学研究センター・客員研究員) ※オンライン発表

「桜沢如一の” 心食身一元論” の考察」
高桑 智雄(桜沢如一資料室 室長)

― 調査活動報告 ―

「資料の整理状況と桜沢如一刊行物電子化プロジェクト第2弾」
村井 友子/桑山 一美(資料室司書ボランティア)

タイムスケジュール(予定)

司会進行 高桑室長

13:00~13:05 開会の言葉(高桑智雄)
13:05~13:10 桜沢如一資料室 代表より挨拶(勝又初枝理事)

13:10~13:45 発表者1(高桑智雄)※質疑応答5分を含む
13:45~14:20 発表者2(重本佑樹)※質疑応答5分を含む

14:20~14:35 休憩

14:35~15:10 発表者3(渡邊 昌)※質疑応答5分を含む
15:10~15:45 発表者4(安藤耀顔)※質疑応答5分を含む

15:45~16:00
・桜沢如一資料室の活動報告/ボランティアスタッフ募集
・桜沢如一刊行物電子化プロジェクト第2弾

16:00~16:10 杢谷清氏納骨の報告(高桑智雄)と杢谷社長よりご挨拶
16:10~16:20 正食協会 代表より挨拶
16:20~16:30 日本CI協会 代表より閉会の言葉

発表者プロフィール

■渡邊 昌/Sho Watanabe
1941年生まれ。慶応義塾大学医学部卒。米国がん研究所、国立がんセンター研究所疫学部長、東京農業大学教授、国立健康・栄養研究所理事長を歴任。生命科学振興会 理事長として、「医と食」「ライフサイエンス」発刊。現在、(一社)メディカルライス協会理事長として「治未病」を目指す。「食事でがんは防げる」など著書多数。

■安藤耀顔(泰弘) /Yogan Ando
1949年神奈川県生まれ。学生時代に桜沢如一を知る。日本CIの復刻版を含めてその著作を収集しつつ桜沢に没頭。半年間、各地の健康学園を含めて大森英桜先生のほとんど全ての講義を受講。桜沢の面白さ、深さ、広さを確認。1982年、食を知るには土からと新潟県新井市の最も雪の厳しい小さな山村にパートナーと移住。雄の木曽馬を飼う。馬を通じて生涯の友人を得る。安藤昌益、ガンジー、桜沢、法然、親鸞などを研究。子供の出産を機に十日町市の山村に移り、街で働きながら、井筒俊彦のイスラーム、ユダヤを含む「東洋哲学の共時的構造化」の方法を学び、桜沢如一思想批判の視座を得る。2012年末沖縄に移住後、ベトナムの食養グループと縁ができ、七回訪越。桜沢のinterpreterとして各地で交流。同志、友人多数。現在、同志の手によって重要な通信を多くの仲間に配信。折に触れて「桜沢如一論序説」(仮)を執筆中。

■重本佑樹/Yuuki Shigemoto
2011 年立命館大学経営学部経営学科環境・デザイン INS 卒業。2012 年オックスフォード大学近現代日本研究科修士課程修了。2018 年ケンブリッジ大学工学博士課程デザインマネジメント専攻修了。2014 年ケンブリッジ大学ビジネススクール
個別指導員。2017 年慶応義塾大学 SFC 研究所特任助教。2018 年富山国際大学現代社会学部講師。2021 年、福岡女子大学国際文理学部講師などを歴任。霧芯館 KJ 法研修、マクロビオティッククッキングスクールリママスターコース、日本伝統美座療法南塾 RGB セミナーを修了。主な論文「マクロビオティックを学問する – 知性と感性を統合するデザイン」、「不便性とデザイン学:創造的人間行為への回帰」、「日本におけるアーティスト・イン・レジデンス研究の発展可能性(共著)」、他。英語論文多数。

■高桑智雄/Tomoo Takakuwa
1970年生まれ。2001年に偶然入社した日本CI協会で、桜沢如一の陰陽哲学に感銘を受け、故・大森英櫻のアシスタントなどを担当する。フリーランスとして独立した後、2011年より桜沢如一資料室の設立、運営に携わる。2018年より、資料室室長として「クッキングスクール リマ」のベーシックⅠ、Ⅱ、アドバンス、マスターコースにて理論講座を担当し、全国で陰陽セミナーを開催する。食養論、陰陽論、宇宙論の三位一体のマクロビオティックの面白さを楽しく伝える活動を展開する。編集・執筆に「マクロビオティックの陰陽がわかる本」「マクロビオティックムーブメント」など。

■村井友子/Tomoko Murai
2014年頃から桜沢資料室のボランティアとして活動を続けています。若いころの青年海外協力隊としての体験や、開発途上国研究の専門図書館でライブラリアンとして長年仕事をしてきた経験と最近携わっている学術出版業務の経験を活かして、桜澤如一の著作の収集・整理・保存とオープンアクセス化の推進により、マクロビオティックに関心を持つ国内外の多くの人たちにマクロビオティックの世界観とその素晴らしさを伝えていきたいと考えています。リマ・クッキングスクール師範課卒業生。

■桑山一美/Kazumi Kuwayama
大学にて司書資格取得の後、卒業後はソフトウェア企業にてオフィスコンピューターのOSの設計開発と自社アプリケーションソフトの技術営業を経て独立、ユーザアプリケーション(PCアプリ)の開発に従事しました。10代の頃よりマクロビオティックに出会い、生活の軸としつつ2019年よりご縁を得て、資料室の活動に参加させていただきました。多くの資料から発せられる桜沢思想の圧倒的な熱量と貴重性をひしひしと再認識いたしました!皆さまのご協力とともに、それらの保存、整理、研究者支援、広報活動とともに、マクロビオティックのより良き未来に向けて、微力ながらも力を尽くしたくしたく考えております。松本塾師範科卒(4年制1期生)。

主催

日本CI協会 https://ci-kyokai.jp/
正食協会 https://www.macrobiotic.gr.jp/

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