Introduction

ごあいさつ

日本で最も歴史のあるマクロビオティックの普及団体

日本CI協会はマクロビオティック運動を継承し、電子版季刊誌の発行、公開講座、料理教室、小売店セミナー等啓発活動を続けてまいります。

日本CI協会は、1945年にマクロビオティックの創始者、桜沢如一により設立された「真生活協同組合」を母体とし、75年の歴史あるマクロビオティックの普及団体です。

「CI」は、フランス語の「Centre Ignoramus」の略で、桜沢如一がドイツの生理学者エミール・デュ・ボア=レーモンの言葉である「Ignoramus et ignorabimus(我々は知らない、知ることはないだろう)」からとった名称です。「無知なる者のセンター」とも訳され、「私たちが何も知らないことは謙虚に認めよう。だが、知ることは可能であると信じる。深く考えて探究していけば、私たちはすべてを知るであろう」というマクロビオティックの精神が込められています。

日本CI協会は、桜沢如一及び桜沢里真の精神を引き継ぎ、世界的なマクロビオティックの普及を目指す団体です。

玄米は美味しい

「玄米って美味しいの?」と聞かれることがあります。そんな時の答えは決まっています。

「はい、世界一です」

もちろん、世界一のその美味しさ、満足感は例えようがありません。人間の歯(穀物をすり潰す臼歯が多い)や腸の長さは穀物の消化吸収に適しています。そんな自然の摂理が玄米の美味しさの秘密です。

玄米菜食を中心とした食生活は生活習慣病の予防に最適です。わが国の厚生労働省も食事のバランスガイドを発表、「肉食を少なくして米と野菜中心の食事」を勧めていますが、米国のガン研究機関(AICR)は1997年、「がん予防のための提言」を発表、その中で、「野菜、果物、豆類、精製度の低い澱粉質主体の主食など、植物性食品が中心の食事」をトップに記載しています。米国では玄米がデトックス(毒出し)の有力食品として高く評価されています。

日本の伝統食をベースにしたマクロビオティック(玄米菜食)を世界に宣布したのは当協会の創設者桜沢如一とその弟子達です。それが今日、逆輸入の形で脚光を浴びています。

今後とも日本CI協会はマクロビオティック運動を継承し、電子版季刊誌の発行、公開講座、料理教室、小売店セミナー等啓発活動を続けてまいります。

初めての方は「玄米の炊き方もよく分からない…」と不安に思われるかもしれません。そんな皆様には「マクロビオティック入門食品セット」をお勧めします。一週間分(1日3食)のメニューがセットされ、温めるだけで簡単に美味しいマクロビオティックを実践することができます。(オーサワジャパン池尻大橋店、またはリマの通販でお求めください)

また、当協会が運営するマクロビオティック クッキングスクール リマは、初心者からインストラクターまで各クラスを開設し、ベテランの講師陣が美味しい料理の講習、そして生活上でのアドバイスもしております。お腹の中に自然を取り戻す、マクロビオティックを始めてみませんか。

勝又靖彦

前会長 勝又靖彦

1940年、静岡生まれ。
1963年日本CI協会に入会、桜沢先生のご指導をいただく。
1973年より塩問題に取組み、1998~2003年(株)天塩の社長を勤める。
2005年~2017年まで、日本CI協会会長、及び桜沢如一資料室室長を務め、マクロビオティックの普及に尽力する。2017年7月25日逝去、享年77歳。

桜沢里真

元会長 桜沢里真

1899年~1999年 享年100歳
マクロビオティックの創始者、桜沢如一の夫人として1965年にリマ・クッキングスクールを創設し初代校長となる。
1996年からは桜沢如一の後を引き継ぎ、日本CI協会会長としてマクロビオティックの普及に努める。

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