「季刊マクロビオティック ジャーナル」 2024年冬号の閲覧&ダウンロードを開始しました
マクロビオティック ジャーナル 2024年冬号の閲覧&ダウンロードを開始しました。
2024年10月19日に日本CI協会セミナールームにて、「第4回マクロビオティック研究大会」が開催されました。この大会は、10月18日の桜沢如一の生誕日に合わせたイベント企画で、2021年より桜沢如一資料室が中心となって開催してきました。第1回は2021年10月17日に「桜沢如一研究発表大会」という大会名で開催し、2023年より日本CI 協会と正食協会の共同主催となり、今年は「マクロビオティック研究大会」と大会名を変更しての開催となりました。今号の特集は、これからのマクロビオティック研究の要となる研究大会の成り立ちと意義、そして第4回の発表者4名のレポートでお送りします。
また、「まくろびと」は、千葉県安房郡で自給自足に近い生活をしながら「あわ里山ごはん るんた」を営み、料理教室などさまざまな活動を行う米山美穂さんが登場します。自然と共存するライフスタイルを目指して、たどり着いたあわの地で自分らしく生きるために試行錯誤する米山さんの暮らしはとても魅力的です。
「論考」のエルハード・ネッカーマンさんはドイツ在住のドイツ人で、ドイツの心理学者でありながらピアノ奏者でもあったヴィクトル・フレンスドルフの研究者です。フレンスドルフは1913年に日本の音楽を学びに来日し、『志那民族性の研究(刀江書院/1941年)』という日本語の本も残すなど、日本や中国でさまざまな活動をする中で桜沢如一と交流を持ち、「フレーヌ」の名で『むすび』に度々紹介されていました。日本への留学や仕事で関わりの深いネッカーマンさんに、フレンスドルフと桜沢如一の研究の紹介を流暢な日本語で投稿してくれました。
その他、連載でもお馴染みのはじめ塾塾長の和田正宏さんのお父様で、二代目はじめ塾塾長の和田重宏さんに子どもと大人が共に学び合う「食」について提言をいただきました。「プロフェッショナルメニュー」には、創業者が桜沢如一の指導により胡麻油の生産を始めたという「山田製油」のアンテナカフェ「gomacro Salon(ゴマクロ サロ
ン)が登場するなど、今号も情報満載です。
閲覧&ダウンロードは、無料会員に登録して下さい。
CONTENS
【コラム】提言 和田 重宏 02
【特 集】マクロビオティック研究の現在 編集部 04
【コラム】無知なる自分を知るひと時 Café de Ignoramus 第70回 高桑 智雄 11
【特 集】マクロビオティックを生きる まくろびと 第7回|米山 美穂 編集部 12
【料 理】食の10段階 チャレンジレシピ 第2回|6号食 櫻井 裕子 18
【料 理】お客様の笑顔のために プロフェッショナル メニュー 第7回|ゴマクロ サロン 編集部 22
【医 療】正食医学所感 vol.7 骨粗しょう症(前編) 磯貝 昌寛 26
【医 療】日本人の食と霊性 第7回|紅麹サプリメント中毒に思う 渡邊 昌 28
【農 業】マクロビオティックと農 第7回|改めて食と農の関係性を模索する 元田 覚美 30
【教 育】はじめ塾レポート vol.7 体験学習旅行 和田 正宏 32
【歴 史】桜沢如一の原著に触れる 第20回|『RŌMAZI SEKAI』からの引用 読み手:桑山 一美 34
【歴 史】資料で歴史を振り返る 桜沢如一の思想と生涯 第33回:中年期 ⑱ ナビゲーター:高桑智雄 36
【論 考】ミッション意識のある桜沢如一とヴィクトル・フレンスドルフ(前編) エルハード・ネッカーマン 38
【書 評】心の食堂 マクロビオティック実践者におすすめの本 鎌田 紘実/平沢 きよみ 40
【医 療】食と健康をめぐる新・真説話 細川順讃の シン・長寿法 第6回|肝臓・腎臓は健康のかなめ 細川 順讃 42
【海 外】マクロビオティックの海外シーン 海の向こうから 第7回|タイ・バンコク 安川 二美 44
【B I Z】マクロビオティックの仕事 vol.6 Mica 46
【情 報】意識を変える「食」を学ぶ 教室めぐり 第7回|ファール・プー・ラ・サンテ 編集部 48
【随 想】自然との調和に生きる 里山暮らしの愉しみ vol.7|うれしうれしと啼く鳥 山賀 克巳 50